デジタルマーケティングの心構え[初級編]

2021年、日本のインターネット総広告費が4マス広告の合算額を超えました。
誰もがスマホを持っており、SNSで流行ったものは爆売れする…そんな時流が加速し続けるなか、あらゆる企業が「デジタルマーケティングに取り組みたい・取り組まなければならない」と考えているのではないでしょうか。
本記事では、弊社が日頃からお客様にご案内している内容に基づき、「デジタルマーケティングを始めるなら、これだけは必ず抑えておいた方が良い!」というポイントを整理してご紹介します。

【本記事のポイント】

  • お客様が調べたときに情報にたどり着けるようにサイトとSNSを整えよう
  • せっかく数字で効果が見えるので、計測できる環境を整えよう
  • 自社が発信したいコトだけでなく、お客様がほしい情報から逆算して考えよう

心得1「まず、サイトとSNSを整える」

モノでも体験でもお買い物をする時、誰しもが評判を確認したり比較したりして意思決定をすると思います。それらの情報元は代替の場合は検索して見つけます。昨今、検索するのはGoogleやYahooといったプラットフォームだけでなく、InstagramやTwitterなどで検索して情報収集する人も若年層を中心に増え始めています。

また、WEBサイトやSNSのアカウントは数え切れないほど大量にインターネットの世界に溢れており、お客様の目は肥え始めています。

そのため、お客様が情報を検索したときに第一に見つけてもらえるようにすること。第二に他社に目劣りしないような情報やデザインを整えておく必要があると考えています。サイトやSNSが整っていない状態でデジタルマーケティングに予算を投下することは、穴の空いたバケツに水を注いでも一向に水がたまらないのと同様だと考えています。

心得2「成果計測できる環境を整える

デジタルマーケティングが人気な理由の一つに、マス広告と違って【成果が数字で見える】ということがあると思います。何人に届いたのか(リーチ数)、何回広告が表示されたのか(表示回数)、何人が成果地点にたどり着いたのか(コンバージョン数)などを計測することができます ※1 。

成果が数字で見えるというのは、広告主にとっては大変うれしいことですが、デジタルマーケティングの支援会社からすると、成果について細かく広告主の方々から言及されるため都合が悪いこともあるというのが本音です。そのため、広告主から依頼をしない限り出せるデータだったとしても報告をしないケースもあります。

Google AnalyticsやSearch Console、Facebook Business Suiteなどは無料で成果計測できるツールとしてGoogle社やMeta社から提供されています。広告主の方々は、支援会社に依存することなく成果計測をできる環境を自らの責任で整えることをおすすめします。

※1 施策やプラットフォームによって計測できる指標は異なります

心得3「お客さまが欲しい情報はなにか?」

お客様の心を揺さぶり購入してもらうためには、企業側が発信したい情報をサイトやSNS、広告に載せるのではなくお客様が知りたい情報や、お客様の言葉にできない想いを代弁してあげる必要があります。

まずはどんな方がお客様になり得るか定義する、そしてそのお客様がほしい情報が何かを逆算して載せる情報や優先順位を整理することをオススメしています。


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コラム

公開日:2023.04.20