
事業成長を加速させたい。
eMnetが伴走者としてDynamoを選んだ理由とは?
「いまよりも広告クリエイティブを強化して、事業成長に加速をかけたい」
2024年冬、インターネット広告代理店の株式会社イーエムネットジャパン(以下、eMnet)では、そんな想いが強くなっていました。
その目的を達成するため、同社が選んだのはDynamoへの伴走支援。DynamoではeMnetに常駐し、クリエイティブディレクターの仕事はもちろん、クオリティを上げるための業務フローの再構築、また営業チームが抱えている課題の抽出や改善に向けたアクションなどを、社員とともに邁進しています。
今回は、eMnet 企画戦略本部 執行役員の阿部到氏、同部長 の粕谷直輝氏、Dynamo ディレクターでeMnetに常駐した森 太陽(以下、太陽)、代表取締役 森 越朗(以下、森)の4人にインタビュー。 Dynamoが課題改善に取り組むことで、eMnetにどのような効果があったのでしょうか。
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阿部到氏株式会社イーエムネットジャパン 企画戦略本部 執行役員 -
粕谷直輝氏株式会社イーエムネットジャパン 企画戦略本部 部長 -
森 越朗株式会社Dynamo 代表取締役 -
森 太陽株式会社Dynamo プロデューサー
「成果物の品質」がカギに。Dynamoへ依頼した経緯

まず、eMnetとDynamoの取り組み内容についてお聞かせください。
eMnet阿部さま(以下、阿部) さまざまあるのですが、代表的なものとして、2025年6月ごろからDynamoさんにクリエイティブのディレクション全般をお願いしています。
なぜ、Dynamoに依頼されたのでしょうか?
阿部 Dynamoさんとはこれまでもほかのプロジェクトで関わりがあり、制作工程のやり取りがスムーズだったことと、成果物の品質が高かったことから、すでに大きな信頼をおいていたんです。

eMnet粕谷さま(以下、粕谷)
当時、私はクリエイティブ部門とメディア部門を2025年1月から担当することが決まっていました。
私は考え方を伝えたり仕組みづくりをしたりするのは得意なのですが、クリエイティブに関する実業務はこれまで専門としてきておらず、そこに心配があり。クリエイティブディレクターの役割をサポートいただける方を求めていたんです。
クリエイティブを一緒に見ていけるパートナーを求めていたんですね。
阿部
さらに当時、クライアントの漠然とした思いや課題を言語化する力を強化したいと考えており、ディレクターの役割はもちろん、要件定義の部分でサポートいただける方も探していました。特に営業フェーズからクライアントの要望をしっかりとすくいあげられることを考えていましたね。
ただ、これらの課題を外部に依頼し続けても、当社の財産にはなりません。知識・経験・ノウハウを社内に蓄積できるよう動いていただける人だとありがたいなと思っていたんです。
「eMnetの事業を成長させるには?」から考えた取り組みのかたち

Dynamoとしては、依頼を受けたときどのように取り組もうと考えましたか?
Dynamo森(以下、森)
最終的にはeMnetさんで自走できることが理想ですし、そうあるべきだと思います。そのため、単純な人材補填ではなく、事業成長していくための全体設計から入り、密にコミュニケーションを取っていくことが大切だと考えました。
そう考えると、外からのサポートでは不十分。業務委託のかたちで常駐し、伴走するスタイルがベストだと判断しました。
常駐している太陽さんは、具体的にどのようなことを行なっているのでしょうか?
阿部
当社には複数の営業チームがあり、そこからクリエイティブ部門へ制作依頼をかける流れになっています。太陽さんには、クリエイティブの制作支援はもちろん、各営業チームの課題抽出やそれに向けた解決方法を一緒に考えていただいています。
営業チームごとに考え方や進め方に特徴があり、カラーが違います。それぞれのチームで抱えている課題を、つぶさにキャッチアップしていただきました。

▲複数ある営業チームから、要件定義が必要なもの、クリエイティブの戦略を立てる必要がある専門性の高い案件に対してDynamoがサポートを行う

太陽さんがeMnetとして動く際、どういうことを大切にしていますか?
Dynamo太陽(以下、太陽)
クリエイティブの仕事は、ものをつくって終わりではありません。創ったものが効果に紐づくことが目的です。
根拠をもってクリエイティブを創ること、その根拠をもとにクリエイティブ運用のPDCAが回る状態を構築することが、eMnetさんだけでなく、eMnetさんのクライアントの満足度につながると考えています。
そのためには、まだクライアントが言語化できてない、「言われてみたら確かにそうだよね」というポイントを引き出す必要がある。そこで、能動的にヒアリングしていく大切さを営業チームと連携することで伝えていきました。クライアントに対して品質を担保するために、営業チームに同行して密にやりとりするよう心がけています。
森 Dynamo社内では「どうしたらeMnetさんの事業が伸びるかを考えよう」って話をいつもしています。正直、良いクリエイティブをつくる会社は、いっぱいいるわけですよね。でも、単なる成果物よりも大事なことがある。そこにわれわれが関与させていただいているわけです。eMnetさんの事業が伸びることは、われわれにとってもいい結果だと思っています。
個別のクライアント案件にも同行し、アウトプットの品質を高める
eMnetさんと伴走するにあたって、工夫した点はありますか?
太陽
取り扱っているデジタル広告は、クライアントと一般ユーザーとのコミュニケーション手段になります。従ってクライアント側のビジネスをわれわれが解像度高く理解して いることが重要です。理解ができていないと、クライアントの価値が正しくユーザーに伝わらないんです。
クライアントがどういうビジネスモデルで事業を成立させようとしているのか、それを通して、どうすればグロースするのかという部分も深く考えたうえで、具体的な施策に落とし込んでいきました。
eMnetの全体像を知ることと、個別のクライアント案件について、どういう比率で関わっているのでしょうか?
太陽
比率でいくと、前半はeMnetさん側の全体像の理解を優先し、徐々にクライアントさんの理解へと移行していった感じでしょうか。
先ほども阿部さんから話が出ましたが、eMnetは営業チームごとに特色があるので、経営陣だけではなく、現場のチームの皆さんと毎週お打ち合わせをさせていただき、それぞれの「現場のリアル」をヒアリングさせていただきました。
クライアント案件については、要件が発生したらすぐに資料を準備し、担当営業の方と事前にお話をさせていただきます。「こういうふうに会話を進めればクライアントから意見を引き出しやすいですよ」というアドバイスや、同行してサポートするなどして、営業チームのみなさんと一緒に経験を積んでいきました。

伴走の効果はどのように出ていますか?
阿部 太陽さんが加わってくれたことで、漠然としたクライアント要望に対するヒアリング精度が高まりました。その結果、制作チームも何をつくるべきかが明確になり、最終的なアウトプットのクオリティもあがってきたんです。
太陽 2025年12月でプロジェクトスタートから半年が経ち、「型」が決まって、これから何をするべきかがよりしっかりと見えてきましたね。これからもっと変化を加速させていくために、一役買えるといいと思っています。
制作会社から事業成長のパートナーへ
これまでご一緒してきて、Dynamoのどこに強みがあると感じていますか?
阿部 どうしたら当社の事業が成長していくかを紐解き、適切な手段でアプローチしたりコミュニケーションを取ったりしていただけることが、Dynamoさんの強みだと感じました。組織改革や事業改革のコンサルティングをしていただいている感覚に近いかもしれません。
粕谷
当社ではいま、「AIオペレーションカンパニー」という方針を掲げて事業をやっています。このAI時代に、何が人間のバリューになるのかを考える必要がある。
AIが得意なことは、悩みに対してのアプローチ方法を出すことです。でも、そもそも何が悩みなのか、何が事業成長の課題になるのかは、AIにはできない領域です。eMnetが将来的に持つべきスキルはそこだと思っています。
課題の抽出やフローの浸透はDynamoさんが得意とされているところなので、ご一緒させていただけて非常にありがたいです。

今後もタッグを組んでいくなかで、展望がありましたら教えてください
阿部 粕谷から話がでたように、AIを活用した事業は今後もわれわれの業務の根幹としていきながら、人が出すべきバリューを模索していきます。その際に、ぜひDynamoさんに第三者の目線でアドバイスをいただけたら嬉しいです。
森 極論を言うと、僕らがいなくなっても回るようにすることがひとつの目標ではあると思うんです。とは思いながら、支援でなく協業するみたいな、お互いがいるから企業価値が高まる、そんな取り組みに発展していけるとより良いですよね。
阿部 まさにそうですね。クリエイティブ領域に留まらず、そこから次のフェーズへとどんどんご一緒していければと思います。
- Your Game Change.